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日常の課題に追われて久しぶりに更新。
日本も世界もますます末期症状がさらに進んでいるように感じられる。ここ数年で社会は滅茶苦茶になりそうな感じだ。資本主義が爛熟し、EUの数カ国の経済崩壊から、あるいは中国のバブルの崩壊をきっかけとして表皮がむけるのか。
「全ては金」の世界に生きながら、ゆとりを持って”自由に”生きるのは簡単ではない。できればやりたいことをやって生活の糧を得たいが、そうもいかない。せめて8時間の「労働」ですめばいい。「金」を持っているだけで「金」を産む、が、そのことに血眼になって、余裕を無くしてしまった人生ほどつまらないものはない。
とはいえ、今の日本で1日8時間で生活の糧を得て、余裕をもって生活することも容易ではない。労働:自由:睡眠が8:8:8(時間)となれば上出来か。
PC・デジカメ教室、HP製作、ステッカー製作、貸別荘、写真撮影、畑・野菜作り・果樹作り(学習段階)その他諸々と少々やりすぎのきらいがあるが、やりたいことがやれている方だろう。しばしば忙しすぎてじっくり考える時間がとれなくなることがあるが。

現代において人がゆとりを感じつつ充実感をもって生きるには自然は大きな要因となっているだろう。正直、伊豆南で僅かな家庭菜園程度の畑や庭で野菜や果樹を育てている時、小鳥のさえずりを聞きながら庭のベンチに座って休息している時、こんな時の流れに身を置いていることに感動することがある。と同時に一人でこんなところに居ていいのだろうかと思うこともある(罪悪感というほどではないが)。

日本の田舎の自然は素晴らしい。がそこで生きていくとなると簡単ではない。おそらく一人だけが何とか食べていくのであればそれほど困難ではないかもしれないが。資本主義の物欲生活に慣れてしまった人間にとってはなかなか難しい。我々は不必要な物の呪縛から自らを意識的に解き放たねば、”自由”な生き方をするのは難しい。
「金」とは一体何か!詳細は「資本論」を読んでもらうことにして、「金」に囚われた生活から、より”自由”な生き方へと一歩でも踏み出したい。
2011.02.07 / Top↑