
ギリシャはもう手をつけられないほどの様に見える。10年もの国債の利率が20~30%、2年ものでは100%前後と通常ではありえない事態に陥っている。かつどこかの国の政治家同様、愚か者が集まっている。ドイツ、フランス等の要求をのめば、国内で大幅な緊縮財政を実施しなければならず、ギリシャ国民は厳しい生活を余儀なくされる。財政規模の押し下げ、合理化、賃下げ、公共的福祉的サービスの低下等々を強制される。つまり縮小再生産で生活を低下させられるということだ。だから国民は反発し、デモ等々で意思表示をするし、政治家も完全に無視することはできない。しかしもたもたしていれば、返すべき国の借金を期日通りに返すことができなくなる。デフォルトだ。おそらくこれは避けられないだろう。しかも来年遅くない時期にやってくるだろう。
そうこうしているうちに、イタリアもやばくなってきた。何か隠していることがあるのかもしれないが、ドイツとフランスのいいなりに、早々と降参し、IMFの監視を受け入れることになった。国債の金利が7%を越え、来年の2月の償還を乗り越えられるのかやや怪しい雲行きとなった。スペイン、ベルギーも利率は上がり、こちらも危険水域に入るのかと思いきや、フランスも安泰ではいられない状況になってきた。
こうなると来年前半は相当危ない状況になりそうだ、と、「ロイター」あたりを読んでいれば、誰でも考えるであろう。
ユーロ圏内では、資本の移動の自由、労働力の移動の自由、単一通貨のユーロは、資本にとっては、好ましいのだが、加盟各国は、経済レベル、歴史、言語等々の違い、政治・権力が別個なので、いざ歯車が狂い出すと、一挙に矛盾が吹き出してくる。政治・軍事的統合はそう簡単ではなく、時間がかかるものだ。劇的な危機的状況が現れると共に明確な展望が示されない限り、革命的に進むことはありえない。
現在(21世紀)は、世界的に資本(金)が「あまり」、国家を越えて膨大な量が動き、小さくない国家でも翻弄されてしまうほどだ。おそらく来年2012年には、ユーロが破綻し、リーマンショックを越える規模で、大恐慌に匹敵するほどかどうかは定かではないが、資本主義の大きな危機がやってくる(見える)であろう。過剰な資本が徹底的に破壊されるまで続くのか、多少の破壊で済むのかは分からないが。中国まで巻き込まれれば相当厳しいものになるだろう。
日本の現状は写真の赤く染まった紅葉(右上)のように、明るく見える。下の紅葉のようにぼけているようには、今は思えないかもしれない。しかし、日本国の借金は1000兆円、GDP比200%と、誰も返せないと思っているほどなのだから、ユーロ・EUの危機が日本にやってくれば(世界的)、来年以降、日本も一挙に激変・波乱に成りかねないのが、実情だ。
と考えるのだが、管理人もまだ動いてはいない。
2011.11.17 / Top↑

しかし掘るのはかなり大変だった。約70cmくらい掘った。しかもほとんど途中で折ってしまった。スコップで力を入れて大きく土を掘り起こすとたいてい途中で折れてしまった。満足に惚れたのは1本だけ。そうそう初めに周囲に生えていた草と共に茎を全部抜いてしまったのは失敗。山芋の場所が分からなくなってしまった。
さっそく食べたがとてもうまかった。粘っこさと味は抜群!とはいえ掘るのは大変なので、たぶんもうやらないな。
きょう河津の方の草をほぼ抜いた。トマトが青い実をたくさんつけているので、陽は当たらなくなってしまったが、まだ1本残している。
2年くらい草の力を生かしたが、土はまあまあ良くなってきたようだ。夏前は多少草取りをするが、夏は忙しいこともあって、まったく草取りをしない。今の時期まで草ぼうぼうだ。これでサツマイモもまあまあだったし(肥料追加無し)、山芋も良かった。草とうまくつき合えばいいのかもしれない。
2011.11.07 / Top↑
2011.11.01 / Top↑
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